女性が感染すると大変
Posted at 98/08/16 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
女性がクラミジアにかかると不妊症になる可能性があります。
クラミジミアは特別な自覚症状の無いままに、膣から子宮内へ、
さらに卵管を通って腹腔(ふっくう)内へと炎症が広がっていくことがあります。
クラミジア頚管(けいかん)(子宮の入り口のこと)感染を治療しないと、
その8〜30%が骨盤内の炎症を起こし、
そのうちの17%が不妊や慢性の骨盤痛を訴えるようになると言われています。
妊娠した場合にもその10%が子宮外妊娠になるといわれています。
女性の場合、クラミジアに感染しても五人に一人しか症状が出ないといわれています。
たとえ症状が出ても、わずかにおりものがあったり、
不正子宮出血や下腹部痛が起こったりする程度で、
医師でも気をつけないと見落とすことがほとんどです。
クラミジアの治療ですが、クラミジアの感染をチェックするには、
おりものから菌の存在を検査する方法と、
菌に対する抗体を血液検査で調べる方法があります。
おなかの中に炎症が及んでしまったものは、
菌を直接検査するのは困難なので、
抗体検査をすることになります。
しかし残念ながら抗体価の高低で感染が持続しているかどうか、
病状がどこまで進んでいるかなどを正確に診断することはできません。
でも一応、抗体価が高ければ治療を、
低い場合には症状や病歴を聞いて治療するかどうかを決めています。
もし、クラミジアが原因で卵管の癒着を引き起こした場合、
クラミジアを治療しても、自然に卵管が元にもどることはありません。
また、治療しても、重症の場合は必ずうまくいくとはいえません。
特に閉塞している箇所が広範囲の場合や重症の場合は、
完治するまで時間がかかったり、完治しない場合もあります。
卵管が閉塞しているか調べる方法の代表は子宮卵管造影法(レントゲン撮影法)があります。
造影剤を外子宮口から注入して子宮腔、
卵管を通っていくようすをレントゲンで撮影する方法です。
炭酸ガスや生理食塩水を外子宮口から子宮腔を経て卵管に注入して、
通過するかどうか調べる方法もあります。
症状が軽い場合はこれが治療になることもあります。
治療がうまくいき、卵管の閉塞が治っても、
ぜん動運動が回復しないと、受精卵はうまく運ばれないことがあります。
卵管はデリケートであり、治療も簡単にはいかない事があります。
みなさん、クラミジアにかからないよう、
十分に気をつけましょう。
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